環境DNA解析・環境微生物解析 Environmental Microbes
環境中の新型コロナウイルス検査
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■下水監視による新型コロナウイルス感染症の流行把握について、国内外で検討が進められています。
■感染者の便にはウイルスが含まれるため、下水を採取してウイルスの遺伝物質の有無をPCR法で検査します。
■当社では、2021年3月に日本水環境学会から公表された検出マニュアルに準拠して検査を実施します。
■測定手順は、下水→濃縮→核酸抽出→逆転写→リアルタイムPCR→検出判定となります。
〔お問合せはこちら〕
環境事業本部営業統括部 TEL 082-295-2237
微生物群集構造解析・微生物種同定
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■次世代シーケンス解析
次世代シーケンサー(Illumina社MiSeq)を利用した微生物群集構造解析を実施します。多様性解析等の統計解析、試料に特徴的な微生物の生態調査等も実施します。
■定量PCR(リアルタイムPCR)
真正細菌、古細菌といった包括的な定量から硝化細菌、メタン生成菌といった特定の細菌の定量まで実施します。ご希望の微生物の定量方法の構築も対応します。
■蛍光in situハイブリダイゼーション
担体付着微生物など、特定の細菌の存在量・空間分布を蛍光顕微鏡観察により可視化します。
■クローニング解析
クローニング法による微生物群集構造解析も対応します。次世代シーケンス解析に比べ、優占種の系統分類をより高い精度で行うことができます。
■微生物同定
日本薬局方 遺伝子解析による微生物の迅速同定法等、分離された細菌(16S rRNA)、真菌(ITS)等の同定などを実施します。
環境微生物検査
各種微生物試験
環境DNA解析


環境中に放出された生物由来のDNA(環境DNA)を次世代シークエンサー等で分析することで、生物の個体を捕獲調査することなくその環境中に存在する生物を把握することができます。
当社では環境DNA学会 環境DNA技術標準化委員会が作成した標準版「環境DNA調査・実験マニュアル」に沿った解析を実施するとともに、検出データを遺伝子解析、生物調査に長けた専門技術者が精査し、ご報告します。