数値解析コンサルティング Numerical Analysis
汎用プログラムを用いた設計支援
汎用プログラムによる解析事例1 散気槽の流れ
汎用プログラムによる解析事例2 風況の予測
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風況を予測することは、再生可能エネルギーである風力発電設備の設置や、建設事業である新設ビルによる周囲の影響を知るために必要とされる重要な要素です。熱流動解析では、複雑地形における風速および乱流強度、ビル風等を予測することが可能です。
計算事例は、ある地域周辺における風況の解析結果です。(a)には風速分布を示しています。(b)にはそのときの乱流強度を示しています。
この解析結果より平野部では穏やかな風速を示していますが、山間部に向かうにつれて起伏の影響を受けて山頂付近では風速の速い場所が発生し、大きな乱れを伴うことが確認できます。さらに、山間部を超えた谷間部では、平野部よりも穏やかな風況であることがわかります。
自社開発コードを用いた設計支援
自社開発コードによる計算事例1 地中熱ヒートポンプシステム
自社開発コードによる計算事例2 一次エネルギー消費量計算
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空調設備の省エネルギー性能を評価する基準として空調機の一次エネルギー消費量の計算が必要となります。地中熱を利用した空調設備は一般的な空冷式空調機に比べて高い省エネルギー性能が得られます。戸建住宅に対する空冷式空調機の一次エネルギー消費量計算手法は確立されていますが、地中熱に関しては計算手法が確立されていません。
計算事例は、標準住宅を対象として直膨式地中熱ヒートポンプの一次エネルギー消費量を計算した例です。
地域ごとの冷暖房負荷をデータベースとして組込むことで簡易的に一次エネルギー消費量の計算が可能となっています。
この計算結果を空冷式空調機と比較することで地中熱利用の優位性を確認することができます。