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お知らせ News

2020.02.21

技術情報

「粉じんとアスペルギルス属飛散量の相関」について国立大学法人大阪大学と共同研究を開始

病院解体時において、免疫力不全患者にアスペルギルス症などの真菌感染症が発生することが問題となっています。その原因として考えられているのが、アスペルギルス属や他の真菌の胞子を含んだ浮遊粉じんです。病院の解体工事とアスペルギルス症患者数の相関を記した概報はありますが、具体的な粉じん量に基づく報告はありません。
 本共同研究は、粉じんの発生量とアスペルギルス属飛散量のデータを蓄積し、その相関関係を確立することにより、真菌感染症の発生抑制に寄与することを目的としています。

※下図の赤枠:浮遊粉じん採取試料培養後のアスペルギルス属