原因と対策案を、知識と経験から提案

CAE業務 2017年入社

数学や物理の知識を調査業務に活かす

入社したいと思った理由を教えてください。

大学では物理学を専攻していました。なぜ?どうして?と疑問を持ち、物理的に答えを導き出すことを学んだので、中外テクノスが手掛ける「調査」という仕事に活かすことができるのではないかと考え、入社を決めました。固体物理学の研究で身につけた数学、物理の知識は、今の仕事にも役立っています。

車両の衝突安全性能を分析

現在の業務内容を教えてください。

大阪の自動車会社で、自動車衝突試験のCAE検討に携わっています。自動車の衝突試験を行う前に、コンピュータ上でシミュレーションし、その結果の分析をする業務です。シミュレーションで判断をした後に、実際の衝突試験が行われ、衝突試験後にも、コンピュータで原因を追求するための作業も行っています。

人命に関わる重要な仕事という自覚

この仕事の喜びは、どのようなことですか。

CAEの結果に対する原因究明が私たちの仕事なので、様々な分析を経て原因が分かったときは、仕事としてとても充実感があります。そしてお客様に「なぜそうなったのか」「どうしたら改善するのか」を、自分の知識と経験から説明することに、大きなやりがいを感じています。人命にも関わる重要な仕事という自覚を持って、日々取り組んでいます。

経験を積み重ね、専門資格も取得したい

今の課題は、どのようなことですか。

CAEの仕事は物理、数学、コンピュータの知識が必要です。今は少しでも多くの知識を得ることができるよう、資格の勉強をしています。これまでに取得したのは「基本情報技術者」というコンピュータの資格です。現在はその上の「応用情報技術者」の資格のための勉強をしています。そして今後さらに実務経験を積み、CAEの専門的な資格である「計算力学技術者試験」への挑戦を目指しています。

疑問を持ち、追求し続ける姿勢が大切

どのような人が、この仕事に向いていると思いますか。

「結果」に対して「疑問」を持つことができる人です。ヒューマンエラーによって誤った結果になってしまうこともあるので、結果に対する物理的な原因が分からないと、適切な対策を提案することはできません。「この結果は妥当なのか」「この対策が本当にベストなのか」といった疑問を持ち、追求し続ける姿勢が大切だと感じています。

CAE未経験者でもチャンスがある!

入社を検討されている方へ、メッセージをお願いします。

私自身も含めて、入社時は多くの人がCAEの未経験者です。理系であればどの学部でもチャンスはあると思うので、専攻の分野に関わらず、CAEの仕事に興味のある人は、是非チャレンジしていただきたいです。ぜひともに学び、スキルアップしていきましょう。

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