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ごあいさつ Greeting

当社は1953年(昭和28年)医療用レントゲン装置の修理・販売を行う「中外医線工業株式会社」として創立し、戦後復興期の代表的な生活習慣病である呼吸器系疾病の検査に必要であったレントゲンの普及に尽力しました。
その後、多様な科学技術サービス領域に進出し社名も中外テクノスに改めました。

高度経済成長期には、拡大する工業地帯のプラント非破壊検査を開始、経済成長がもたらした公害の時代には大気汚染防止のためのばい煙測定に始まり、当時では公害検査企業の先駆けとなりました。
バブル経済崩壊後は省エネ、省資源が重要課題となりました。日本の製造業では自動化と効率化が進み、当社でも自動X線検査装置を開発し販売に乗り出します。その後の情報化社会の進展に対しては、当社はCAEサービスや遠隔モニタリングシステムなど情報技術へ事業領域を広げました。
そして、現在に至る環境共生時代においては、地球温暖化防止に関する様々な検査測定およびコンサルティング事業を拡大し、地球規模の課題へも対応する総合検査会社へと発展してまいりました。

こうして、戦後から産業の成長・変化とともに歩んでこられましたのも、創業理念「お客様の信頼に感謝し、顧客に学び、顧客とともに考え、物心両面にわたり価値ある技術サービスを提供する」を具現化してこられた諸先輩方のご功績と、これまでの各事業を支えて下さった全てのお客様、お取引様のご厚情によるものと深く感謝申し上げます。

今、世界は大きな転換期を迎えています。私たちが経験したことのない産業構造と科学技術の変容が起こると予測され、その過程には宿命的に様々な不確実性を伴います。
当社は長年培った検査技術を用いて一つでも多くの不確実性を取り除き、世界の持続的発展と社会品質の向上に寄与するべく日々研鑽してまいりますので、今後ともご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長
福馬 聡之