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CAEソリューション

CAE SOLUTION

CAE(Computer Aided Engineering)とは、コンピュータでエンジニアリングのプロセスを支援する技術や手法を指します。製品の設計・製造時にCAEでシミュレーションや解析を行うことで、物理的なプロトタイプを作成せずに性能や特性を評価できます。

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構造解析

構造物が設計荷重に耐えられるかどうかを判断し、破壊のリスクを予測します。また、シミュレーションや解析により、構造物の強度や剛性を向上させるための設計改善を行い、同時に開発コストも削減します。

線形構造解析

線形構造解析(Linear analysis)とは、構造物や物体にかかる荷重と変位(変形量)が比例関係にある場合の解析手法です。具体的には、荷重が増加するにつれ、変位も比例して増加するという特性を解析します。これは、建築物や機械部品の設計において、初期の強度評価や安全性確認に広く活用されている手法です。

非線形構造解析

非線形構造解析(Nonlinear analysis)とは、荷重と変位の関係が比例しない場合の解析手法です。これは、構造物や材料が大きな変形をする場合や、材料の特性が非線形である場合に用いられます。より現実に即したシミュレーションを行うために重要な解析であり、特に大きな荷重や変形が予想される場合に有効です。

線形構造解析 非線形構造解析
線形構造解析 非線形構造解析
線形構造解析 非線形構造解析

流体解析

流体解析は、液体や気体などの流体について、熱や流れの状態を解析して明らかにします。熱流体に関する製品の設計支援、設備や装置の状況調査などに利用されます。

流体解析(CFD:Computational Fluid Dynamics)とは、気体や液体の流れ、熱の移動などを解析する手法です。コンピュータ上で流体の動きをシミュレートすることにより、詳細な分析が可能となります。この手法は、自動車や航空機、宇宙輸送機などの空力設計や建物の風環境解析などに応用されています。

流体解析

動的・大変形解析

動的・大変形の解析は、構造物が大きな荷重や変形を受けたときの挙動を評価し、設計の安全性や性能を確認するために用います。応力とひずみの関係が線形ではなく、材料特性や構造の挙動も複雑になるため非線形解析が必要です。

動的解析

動的解析(Dynamic Analysis)とは、構造物やシステムの動的な挙動を解析する手法を指します。この手法では、時間の経過とともに変化する荷重や振動、衝撃などの動的な影響を考慮して解析を行います。車両の衝突安全性の解析などで使用されています。

動的解析

大変形解析

大変形解析(Large Deformation Analysis)とは、構造物や材料が大きく変形する場合に、その変形によって剛性が変化する効果を考慮する解析手法を指します。この手法は、より現実に即した解析を行うために重要であり、特に大きな変形が予想される構造物の設計や解析において重要な役割を果たします。