東京電力 福島第一原子力発電所
当社工場内に設けた原子炉格納容器の一部を原寸大で再現した模擬体を用い、「燃料デブリ取り出し」に向けた遠隔作業ロボットなどの技術開発及び支援業務を行っています。当社が四半世紀にわたり培った原子炉内構造物の検査・補修などの技術で、安全・確実な廃炉作業を支援します。
設計・製作から現場支援までのワンストップサービス
原子炉内構造物などの専門知識と長年の経験を活かし、最適な工法・手法の計画から、装置設計・製作、現場での技術指導・バックアップまで一気通貫のサービスを提供します。


廃炉作業に向けた遠隔作業ロボット*の開発
原子炉内の検査・補修で培った水圧技術を活かし、高放射線下で稼働できる「遠隔作業ロボット」を開発しました。人が近づけない危険な場所でも、高い自由度と柔軟さを活かして様々な作業を行うことができます。

実物大試験設備*を用いた実証実験
当社工場内に設けた、燃料の一部が溶け落ちているとされる原子炉格納容器の下部を原寸大で模擬した設備です。当社が開発した遠隔作業ロボット及び装置を原寸大設備に投入し、要求されたミッションの達成度を確認するなど、実証試験が可能です。
*東京電力殿業務、および資源エネルギー庁の廃炉・汚染水対策事業において、国際廃炉研究開発機構(IRID) 殿業務として、日立GEニュークリア・エナジー㈱殿の開発業務を支援。
