水質分析/大気・排ガス分析/廃棄物分析/悪臭測定
環境汚染物質及び有害物質の微量分析、各種法令に基づく測定・分析及び環境モニタリング調査を行います。また、土壌、廃棄物ダスト、金属など、分析法規制以外の物質の測定・分析についても、専門技術者が相談を受け付けています。
- 水質分析(飲料水、環境基準、排水基準、農薬、大腸菌など)
- 大気・排ガス分析(工場・焼却場等の排ガス/一般環境大気/有害大気)
- 廃棄物分析(汚泥/焼却灰/廃液・廃油/ごみ質)
- 悪臭測定(特定悪臭物質、臭気指数)
- 放射能分析(環境、食品、廃棄物など)
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 及びその塩(LAS)分析
- 環状シロキサン(D3〜D6)分析
- 金属元素の形態別分析
- 排ガス中の酸化エチレン暫定測定
なお、当社では計量証明書をはじめ分析結果報告書、水質試験成績書、作業環境測定結果報告書など、各種報告書のEDD(電子交付)に対応しています。EDDによる各種書類の電子化には、報告書納品期日の短縮やペーパーレス化による書類の保管場所の削減、検索の容易化、ファイル紛失時のメールなどでの再発行、改ざん防止といったメリットがあります。





有機フッ素化合物(PFAS)分析
PFOSやPFOAに代表される有機フッ素化合物(PFAS)は、化粧品や調理器具などの製品に使用され、その毒性や生物蓄積性が問題視されています。
当社は有機フッ素化合物において数多くの分析実績を有します。
高感度な高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS/MS)を使用した、高い分解能での分析に対応します。
環境水・排水・水道原水・浄水などの水質試料においては、日本国内では法規制に関する項目(PFOS・PFOA)はもちろん、その他のPFAS項目に関しても対応範囲を拡大しています。また、米国環境保護庁が定めるUS EPA Method 533及びEPA Method 537.1の飲料水を中心に海外規格にも幅広く対応しています。
他にも、排ガスや作業環境等のガス試料、土壌、底質など、あらゆる媒体に対応します。

ダイオキシン類分析
MLAP(計量法特定計量証明事業者認定制度)の品質システムに対応しています。
HRGC/HRMSを6台有する国内有数の分析施設を備え、高い生産性により信頼性の高いデータを迅速に提供します。
近年では、POPsなどの調査においても、ダイオキシン類と同等の分析技術や精度管理が求められており、当社のノウハウを最大限に活用して対応しています。

PCB分析(絶縁油/シーリング/塗膜等)
環境中のPCB(ポリ塩化ビフェニル)から各種重電機器の絶縁油、PCB処理物の卒業判定試験まで対応しています。
絶縁油分析の実績を活かし、GC-ECDまたはHR-GC/MSを用いて高精度なデータを迅速に提供します。なお、絶縁油採取容器は契約後に無料で発送します。
ダストの見掛け電気抵抗率測定
ダスト(ばいじん・粉じん)の見掛け電気抵抗率は、処理装置となる電気集じん装置の性能に大きく作用するため、装置とその性能の維持管理において非常に大切な測定項目です。
当社では、全国的にも数少ない電気抵抗率測定装置(自動制御可能)を保有し、多くの測定実績があります。


海外規格による分析
米国環境保護庁(US EPA)に承認された試験方法を用いた、飲料水や地下水などの試料分析に関する相談に応えます。米国の規制基準に準拠した飲料水検査を当社および海外の協力分析機関により実施しています。
環境問題で注目されている有機フッ素化合物(PFAS)の分析方法である「EPA Method 533(飲料水)」及び「EPA Method 537.1(飲料水・環境水・排水)」は、試験所認定の国際規格である ISO17025 の認定を取得した環境で実施しています。