用語集 詳細 Glossary
さ行
残留応力
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残留応力とは、加熱や加工後に材料に残っている内部応力。すぐに変形するほどではないが、経時変化や何かのきっかけで破壊に至ることもある。焼鈍で除去する。鋳造残留応力、溶接残留応力、焼入れ残留応力などがある。残留応力測定は、ひずみゲージ法や、X線残留応力測定法などがある。ひずみゲージ法では、被測定物の測定対象部にひずみゲージを貼付、貼付後のひずみを測定し、その後、周辺の拘束の影響を取り除くため、小片に切断する方法あるいは、切断歯により切り込みを入れ、内部応力を開放した後のひずみを測定する。先述の貼付後のひずみと開放後のひずみの差が残留ひずみ（＝残留応力）として測定される。
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