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膨張量試験 (JCI−DD2)

  • アルカリ骨材反応の劣化予測に用いられ、調査時から今後どのくらい膨張する可能性があるか(膨張量)を調べる試験方法。試験は、円柱のコア供試体(φ100L200以上)に取り付けた金属性のバンド間の距離を、JISA1129に規定するコンタクトゲージ法で測定し、その長さ変化率(膨張量)で判定する。JCI−DD2法は、温度20℃、湿度95%以上の条件下で標準養生を行った後、温度40℃、湿度95%以上の条件下で約3ヶ月間促進養生を行なう。この時の全膨張量が0.05%以上ならアルカリ骨材反応による膨張の可能性があると判定される。0.05%未満であっても膨張の進行状況により、さらに3ヶ月程度試験を延長する場合がある。