英数【A～Z】

CDM

• 日本語では、「クリーン開発メカニズム」といわれている。京都議定書に盛り込まれた温室効果ガスの削減目標を達成するために導入された「柔軟性措置（京都メカニズム）」の一つ。先進国の資金・技術支援により、発展途上国において温室効果ガスの排出削減につながる事業を実施する制度。これにより、削減された量の全部または一部に相当する量を先進国が排出枠として獲得できる。また、大企業等による技術・資金等の提供を通じて、中小企業等が行った温室効果ガス排出削減量を認証し、低炭素社会実行の目標達成やカーボン・オフセットなどに活用できる制度をJ－クレジット制度という。本制度は中小企業のみならず、農林（森林バイオマス）、民生部門（業務その他、家庭）、運輸部門等における排出削減も広く対象とされている。