2025.10.24#技術情報
当社は、2025年10月16日~17日に札幌市で開催された「第32回 日環協・環境セミナー全国大会 in EZO」において、下記2件の研究成果を口頭発表しました。
本大会は、全国各地から環境分析機関が集い、最新の技術発表を行う場として開催されていますが、今年度は過去最大となる約490名が参加し、26題の技術発表が行われました。
なお、「消化ガスに対する経時変化抑制の検討」は、優秀賞を受賞しました。
・ 発表タイトル : 農作物中PFAS多成分一斉分析法の検討
農作物は、水や土壌を通じてPFAS(有機フッ素化合物)を取り込み、人への曝露源となる可能性があります。
本研究では、農林水産省の分析手順書を基に、より多様な農作物を対象にISO 21675およびEPA Method 1633A指定のPFAS成分を多成分同時分析。
米・トマト・大根・ホウレンソウ・ジャガイモ・大豆(水煮)・枝豆の7種類の農作物で、高精度な分析を実現しました。
・ 発表タイトル : 消化ガスに対する経時変化抑制の検討 ※優秀賞受賞
再生可能エネルギーとして注目される「消化ガス」は、採取後の成分変化を最小限に抑えた正確な分析が求められます。
本研究では、メタン・二酸化炭素など主要成分の経時変化を把握し、サンプリングバッグの材質・構成の違いによる濃度変化抑制効果を検証。より信頼性の高い分析方法の確立に向けた成果として評価されました。
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