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PFAS分析

PFAS ANALYSIS

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最新の取組み

    PFAS分析について

    サービス概要

    PFOS・PFOAに代表されるPFAS(有機フッ素化合物)は、消火剤や化粧品、調理器具などの製品に使用され、その毒性や生物蓄積性が問題視されています。
    当社は、水質中のPFAS分析において試験所認定の国際規格ISO17025を取得しており、高度な分析を通して水質調査における課題解決をサポートします。

    • 水道水(飲料水)、公共用水域および地下水(環境水)のPFOS、PFOA、PFHxS分析
    • 廃棄物の処理に関わる排ガス中のPFOS、PFOA等の採取・分析
    • EPA Method 1633を使用した水質及び底質中のPFAS一斉分析
    • 土壌中PFASの多成分一斉分析(農研機構の暫定マニュアル)
    • 泡消火剤等の製品中PFAS分析
    • LC-QTOF/MSを用いた水試料に含まれるノンターゲットPFAS分析

    PFAS分析サービスの4つのポイント

    ISO試験所認定取得・海外分析法対応

    POINT 01

    ISO試験所認定取得・海外分析法対応

    当社は、米国環境保護庁(US EPA)が定めるEPA Method 537.1(飲料水・環境水・排水) 及び EPA Method 533(飲料水)において、PFASの試験所認定であるISO17025を取得しており、今後も対象規格を拡大していく予定です。JISや環境省などの国内規格に加えて、US EPA(米国環境保護庁)やISO(国際標準化機構)が定めた海外規格にも幅広く対応しています。

    POINT 02

    豊富な分析実績

    当社では、10年以上前からPFASの分析に取り組んでおり、数多くの検体・媒体の分析実績を有しています。消火剤をはじめ、環境水(公共用水及び地下水)、排水などの水質や作業環境といった多様な媒体に対し、国内外の様々な分析方法に対応しています。

    豊富な分析実績
    高精度な分析に迅速対応

    POINT 03

    高精度な分析に迅速対応

    当社では、高感度な分析装置を複数台保有しており、多数の検体を受入れ可能です。PFOS・PFOAについては、通常、試料受付後10営業日以内に分析結果を報告します(納期は試料数や媒体により異なります。詳しくはお問い合せください)。

    POINT 04

    土壌、底質、汚泥肥料中PFAS含有量試験

    水質試料だけでなく土壌、底質、汚泥肥料についても受け入れ可能です。納期については、試料数や媒体により異なりますのでお問い合わせください。

    土壌、底質、汚泥肥料中PFAS含有量試験

    PFAS分析の対応一覧

    PFAS分析の対応一覧

    PFASの概要と規制の動向

    PFASの概要

    PFAS(有機フッ素化合物)は、独特な性質(撥水・撥油性/耐熱性/耐薬品性)を有し、コーティング剤や消火剤など、身近な物から工業用まで幅広く使用されています。PFASは、自然界で分解されず環境中に長い間残存します。また、PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、炭素数が8のPFOS (ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、毒性や蓄積性が明らかになっています。

    PFASの概要

    PFASに関する規制の動向

    水質管理目標設定項目では、令和2年3月にPFOSとPFOAの目標値(合量で50ng/L : 暫定)が定められました。また、要検討項目として、令和3年4月にPFHxSが追加されました。
    【厚労省 : 厚生労働省告示第261号】

    水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しにより、令和2年5月にPFOSとPFOAが、要調査項目から要監視項目に変更され、指針値(合計値として50ng/L:暫定)が設定されました。
    【環境省:環水大水発第2005281号,環水大土発第2005282号】

    アメリカ国内では米国環境保護庁(EPA)により、様々な有機フッ素化合物の分析方法が示されています。
    【米国EPA法:Method 533, 537, 8327, 1633など】

    よくあるご質問

    • Q.水以外の試料(例えば、ガスや土壌など)も分析可能ですか?
      A.土壌や底質のほか、排ガスや消火液などにも対応できる場合があります。
      まずはお問い合わせください。
    • Q.試料はどのように採取すればよいですか?
      A.テフロン製品を使用していない器具を用いて、新品のポリプロピレン製容器に採取します。
      採取容器は当社から提供します。
      なお、ご要望に応じて、当社でサンプリングを実施することも可能です。
    • Q.分析費用を教えてください。
      A.試料の種類や分析方法などにより金額が変動しますので、まずはお問い合わせください。
    • Q.PFASの中でどの項目から優先的に分析すべきですか?
      A.国内で暫定指針値が設定されているPFOS・PFOAに加え、第一種特定化学物質に追加されたPFHxSの3項目が優先して分析すべき項目です。
    • Q.PFAS分析の納期は?
      A.日本国内の分析方法(環境省通知法・旧厚労省通知法・JIS K 0450-70-10)は通常10営業日です(納期は試料数や媒体により異なります)。その他のEPA法などについては別途お問い合わせください。
    • Q.必要試料量は?
      A.環境水と地下水は1L、排水は250mLを採水してください。
      その他の媒体については別途お問い合わせください。
    • Q.泡消火剤は分析できますか?
      A.分析可能ですが、対応できる定量下限は0.5mg/L(0.5ppm)で、試料量は100mLあれば十分です。
      分析後の残試料は返却します。
    • Q.試料の運搬方法は?
      A.試料採取後、分析室へ持ち込むまでは要冷蔵です。宅急便などを利用する場合は、冷蔵での発送をお願いしています。

    ご依頼の流れ

    • STEP 01

      お問い合わせ・見積りのご依頼

      分析方法・納期・試料の必要量などのお問い合せや見積りのご依頼は、下記の「お問合せフォーム」にご記入のうえ、ご送信ください。

      お問い合わせ・見積りのご依頼
    • STEP 02

      詳細確認・見積り提出

      当社営業担当者が、お問い合せ内容に基づくご依頼の詳細を確認した後に、見積りを提出します。

      詳細確認・見積り提出
    • STEP 03

      試料送付またはサンプリング

      ご契約締結後に試料を受け付けます。
      お客様がご自身でサンプリングを行う場合は、当社から「分析依頼書」とともに所定の容器を送付します。「分析依頼書」に必要事項をご記入のうえ、試料とともに所定のラボにお送りください。
      なお、当社でサンプリングを行う場合は、実施日程などを調整します。

      試料送付またはサンプリング
    • STEP 04

      分析の実施

      ご依頼内容に基づき、分析を実施します。
      PFOS・PFOAについては、試料受付(ラボ到着)後10営業日以内に報告します。

      分析の実施
    • STEP 05

      ご報告・納品

      ラボにて試料を分析した後、報告書をEメールで送付します。
      ※原則、EDD(環境分析データの電子納品)での発行となります。

      ご報告・納品